セムラーイズムを読んで

MAVERICKというのが原著のタイトル。@dhhがオススメしていたこともあり読んでみました。

要点を言えば、硬直化した官僚体質な組織を民主化したという話。 響いたことを箇条書きにすると

  • 偉くなっても特権をなくす(社長室、社用車など)
  • 小さな組織にする
  • 委員会に権限移譲
  • 同僚による常識を用いた評価
  • 必要のない仕事をなくす(秘書など)
  • 同心円状の組織体制

今の会社は官僚体制にもならない小さな組織。それでもピラミッドを作ってしまう。 ピラミッド構造自体は運用しやすい。それ自体が悪なのではなくて、階級があるような雰囲気がいけないのかもしれない。 フラットな雰囲気な会社のままでいれたらなって思う。

Delegation(権限移譲)も難しい課題。 Delegationすることで若いものが育つのは頭でわかっていてもなかなかできない。 自分でなくてもできることは多いけど、やはり心配になってしまう。 権威移譲のせいでシステムが落ちたら、復旧するのは自分だからか。 そこまで任せられるような人がいればいいだけなのかもしれない。

会社とはなんだろう。

収入を得るだけのものだとつまらない。

会社への貢献と自分の将来の積集合がゴールになるような組織にしたいね。

Related Posts