BOSE Quietcomfort35レビュー

今働いているスタートアップの会社の人数が少しずつ増えてきて10人程度になってきました。オフィスは一つの部屋なのでミーティングやディスカッションが行われていれば、自然と情報が入ってきてだいたい今のビジネスの方向性や問題点などがわかってきます。

ここで問題となってきたのが、プログラムを書くときに集中してコーディングしないといけない、しかし、室内のノイズで集中できないケースです。集中が必要なのが、深いロジックを考える必要があるときです。浅いロジックの思考中は、ノイズがあっても平気ですし、インタラプトされても思考地点に復旧が容易です。

参考: Never interrupt a programmer Never interrupt a programmer

そういった背景でノイズキャンセリングのイヤホンまたはヘッドホンを探しだしました。

最初に迷ったのがイヤホンかヘッドホン。イヤホンは携帯性にすぐれていて、耳に密着している分、ノイズキャンセルが強い。ヘッドホンは携帯性はないけど耳全体を覆うので音のクオリティが良いらしい。今回、私はこのような性能差よりも、コーディング中に”俺は集中してるから声をかけないでね”オーラを出せるヘッドホンタイプを探すことにしました。

ノイズキャンセリングは少し高くて、その中でも安価なものから高価なものまで沢山あります。自分の半生を振り返ると、例えば、その昔、安価なCreativeのmp3プレイヤーを持ってましたが、中途半端だったため結局使わなくなり、高価だったiPodに移行してから使い出したことがあります。中途半端なブランドを買うとダメなようです:)

なので、ブランド力のあるBOSEを選ぶことにしました。これは、ブランドだけでなく同僚がもってたBOSEのイヤホンタイプのQuietComfort20を使わせてもらったら、すごくよかったからです。

そして、少し調べてみるとオフィスの近くにBOSEのショールームがあることを発見。お昼休みに行ってきました。ショールームには、QuietComfortのいろいろなシリーズがありました。飛行機のフライト音を再現してくれて、ノイズキャンセリングの効果を全てのシリーズで試させてもらいました。気づいたらQuietComfort35を買ってました(笑)。2週間ずっと迷ってたのに一撃ですね。恐るべし、ショールーム。きっと家を買う人もショールームマジックにやられるんだろうな。

QuietComfort35にした決め手は、Bluetooth。そして、発売して2週間しか経ってないことです。家電は新しいのを買わないと買った喜びが半減してしまう(笑)

使ってみて感想は、下記のような感じ。一言で言うと、買って正解でした。

  • ノイズキャンセリングは秀逸。(人の声が全く聞こえなくなるわけではないがそれはそういうものらしい)
  • ノイズキャンセリングを使うとノイズ除去のための音量を上げなくて良いので、耳に優しい。
  • iPod以来の家電を持ってて嬉しい感
  • なんだか眠くなる。
  • 歩いてる時に使用すると車が接近してるのがわからなくて、危険。
  • ノイズってこんなに世界にあふれてるんだと感じる
  • 集中してコーディングできる!

ビジネス面では、メリットもあるけどデメリットもあるなって思ってきてます。コーティングに集中できるけど、その反面、オフィス内で行われてるディスカッションを聞いてたり、介入したりすることができなくなって、コミュニケーションの妨げになる一面がある。

本当に集中したいときだけ使うように心がけようって思ってます。

そういった意味ではオフィスが手狭なことは良いこともあるかもしれない。部屋が増えると、コミュニケーションが阻害されそう。別の仕組みが必要になってくるだろうな。

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